「Bリーグブーム」の裏で起きている「スタッフの薄給」「退職者が続出」島田慎二チェアマンが語る「危機感」と「健全経営への道」
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もちろん、オーナーが変わり、上場会社のガバナンスの踏襲、給与水準も改善しているクラブが出てきていると思いますが、まだまだスポーツ界全体の労働環境、報酬レンジは低い。
低いから辞める、ハイスペック人材来ない、経営の質が向上せず、ブレークスルー出来ない。
鶏たまごなところはありますが、Bリーグの改革は、事業投資(人的資源への積極的資金投入)を促すもので、選手の年俸アップ→ビジネスサイドのスタッフ報酬改善→業績アップ→選手の年俸アップ→ビジネスサイドのスタッフ報酬改善…このようなエコシステムをしっかり回して、健全に成長していきたいと考えています。Vリーグも全く同じ状況です。チーム予算は年々膨れ上がる(特にSVリーグ)が、内部の状況の改善をしなければ結果的に長続きしない。親企業のバックアップが強大なところはそこまで目が向くかどうかも課題。