アップル、過去最大の投資「Beats」。iTunesの救世主となるか
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注目のコメント
CDからダウンロード販売というゲームチェンジを仕掛けたAppleですが10年くらい経った今、ストリーミングサービスという別のゲームチェンジを仕掛けられているという皮肉な状況。CDの時も最初はコンテンツ側はiTunesに提供をしないというものもいたが、ユーザーの支持に負けず最終的には提供せざるを得なくなった。
音楽ビジネスについては前に友人にお願いしてブログ記事を書いてもらったことがあるので、興味があればこちらもご覧ください。「情報型から体験型へ
音楽業界ってこれからどうなるの?」http://u111u.info/kghP
追記:
st.patric.gleentail3さん > コメントをありがとうございます。おっしゃられる様に現在は過渡期なんだと思います。ただその変化の波をクリエイターの方は必ずしも悲観的にとらえていない部分に希望を感じます。かつてのiPodはイノベーションとして素晴らしいものでした。僕もずっと使っていました。が、わりと音楽を聴き込むたちの僕にとっては、最近のApple製品は音が悪すぎる。iPod Classicがなくなったのを機会に別のメーカーの携帯プレイヤーに替えました。これで僕の所持しているApple製品はなくなりました。
http://s.ameblo.jp/groovyken/entry-11966146398.htmlBeatsの2つの事業について、記事に補足。
ヘッドフォン事業
・記事の通り2008年のスタート後急速にBoseやSonyの高価格帯マーケットを攻略。
・正直「性能」でなく、マーケティングで売れていると思う。Dr.Dreらしく、コントラストの強い、悪く言えば雑な音。日本でも存在感拡大中。
ストリーミング事業
・2014年1月に開始したばかり。正直存在感はまだまだ。最大のライバルのSpotifyはストリーミング単体で評価額80億
・Apple向けには、itunesに統合されるという説が強め。一説には、月額9.99ドル、有料のみでSpotifyのようなフリー版は提供されないという話し(最近の「音楽はフリーではない」の流れ)⇒個人的にはフリー版がないと苦しいと思う
・サービスデザインをNine Inch Nailsのトレント・レズナーが担当しているらしい
http://jaykogami.com/2015/04/11115.html
http://jaykogami.com/2015/04/11022.html
で、そもそもの「ストリーミング」というビジネスについて。
長期的には、消費者の音楽への接触を増やし、関連市場を含めたマーケットを拡大するのだと思う。音楽は、移動時間など他のコンテンツを喰わずに拡大する余地はあるともう。
その意味で、Spotifyのフリー⇒課金のモデルは市場拡大に大きく寄与した。
日本ではレコード会社側が反発して未導入だが、早く導入されてほしい。
・SpotifyのCEOダニエル・エクの声明が日本語になってます。
http://jaykogami.com/2014/11/9882.html
・ミュージシャン、レコード会社、権利関係者向けサイトの翻訳も
http://jaykogami.com/2014/02/5971.html
・一方で、ストリーミング単体では、下記のような批判も。
https://note.mu/haishinojisan/n/neb427417df2f