【超有望】私たちは世界最速で宇宙のロードサービスを実現する
NewsPicks編集部
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アストロスケールは宇宙業界を取材し始めたころから、ずっと注目している企業です。前職の読売新聞記者時代には、模擬デブリを捕獲する人工衛星「ELSA-d」を取材していました。
どんなふうに飛んでいるかもわからない宇宙ゴミを、いきなり相手にするのは難易度が高すぎる。まずは自前で「ゴミっぽいもの」を持っていって、ちゃんとキャッチできるか試したわけです。
実証実験は2021年に成功。確かに世界初のすごい成果なのですが、すでに宇宙に存在する本物のデブリを除去するのはまだ時間がかかりそうだと思っていました。
しかし、着実に開発を進めてきたアストロスケールはその後わずか数年で、次のミッションにこぎつけました。それが24年に打ち上げられる「ADRAS-J」です。
今度の相手は本物のデブリ。しかも日本が打ち上げたロケット上段という「大物」です。フェーズ1は観察・撮影のみですが、26年以降に予定されているフェーズ2(採択はまだ)はこのロケット上段を実際に大気圏に落として除去します。
日本の宇宙スタートアップのトップランナーによる新たな挑戦が楽しみです。宇宙ゴミの問題について改めて勉強できました。
打ち上げるだけでなく、回収することまで考えないといけないということですね。サステナビリティが叫ばれてますが、恥ずかしながら宇宙まで視野を広げてませんでした。宇宙は本当にワクワクします。そこのゴミ処理というのがまた良い!インターネットが軍事技術から展開したように、宇宙開発が海洋開発などに応用されていくことにも期待したいです。