33年ぶり高値の日本株を襲う複数のリスク、新年相場の重荷になる恐れ
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円高は確かに日経平均の重しになりそうです。ただ、適度な為替水準が24年も続けば、日経平均の企業利益10%増の見通しで、EPS2400円×PER16倍=38,400円という数字が出てきます。
この記事の書き方はちょっと偏っていますね。プロの証券投資団体の倫理規定を一言で言うと、株価にとって良い材料、悪い材料、全てを出して、てんびんにかけてどちらが下がるかをるかを見定めよ、とされています。この記事のように、悪い材料だけ出すと、弱気に見ている人の背中を押す効果があります。新NISAなどで新たに投資の勉強を始めた人は多いと思いますが、気を付けるのが得策です。
納得できるリスクが並んでいて勉強になりますね ( ..)φメモメモ
とはいえ、リスクが現実になると信じるかどうかは別問題。ちなみに日本経済新聞が毎年初、経営者20人による当該年の株価予想を掲載しています。参考までに、各年の見出しと実績は次の通りです。括弧内が実績です。
2018年:株価高値2万5000円以上(高値2万4270円、安値1万9155円)
2019年:株高値2万3000円以上(高値2万4066円、安値1万9561年)
2020年:株高値2万5000円以上(高値2万7千568円、安値1万6552円)
2021年:高値3万円以上2割(高値3万670円、安値2万7013円)
2022年:高値予想3万2000円以上が大勢(2万9千332円、安値2万4717円)
2023年:高値3万円以上が大勢(高値3万3753円、安値2万5716円)
高値3万円以上が大勢という今年はかなり当たった年ですが、予想の最高値はたった一人が付けた3万3000円で、それを超える予想は無かったですから、見方によれば、今年は大方の予想を超える上昇だったとも言えそうです。各年の見出しに「以上」とあるのはそれを超える予想が太宗ということなので、2018年以降を見渡すと、当たるも八卦当たらぬも八卦との印象です。
今の株価は今ある情報とそこから導き出される予想なり思惑なりを全て織り込んで決まっているので、今後の相場を動かすのは、今は誰も知らない今後出て来る新しい情報に限られる。だから株価の予想は当たるも八卦、当たらぬも八卦というのが一つの見方です。「新年相場の重荷になる恐れ」はその通りでしょうけれど、起きるかどうかは別問題、かもしれません (^^;