止まらぬ、マクドナルドの客離れ「値上げ」のウラにある真意
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昨今の物価高と人件費の高騰により、飲食業界は本来のFL比率((原価+人件費)/ 売上高)を維持するためにも商品価格の改定をせざるを得ない状況に立たされています。マクドナルドのようなファストフード店においては、安定した質や提供スピード、それを支える価格に価値を置かれてきたわけで、今後の戦略が非常に気になります。
IR情報を見るとお客数は減少しておりますが、記事の記述にもある通り売り上げ、お客様単価は伸びており増収になっているため、今後の戦略に注目が必要かもしれません。
客数を減らしながらもIRを確認すると2023年12月期の着地は想定通りということのようです。コスト増が続いていますので、今後も値上げ傾向は続くと思います。どこのポイントで客単価アップと客数ダウンの関係が入れ替わるのか。つまりは、どの価格帯で客離れが本格的に起きるとマクドナルドが想定しているのかが気になります。量をこなして薄利多売で成り立たせるかつての飲食のモデルが終焉を迎えたということかもしれません。