【読書】キャリアのプロが語る「優れた経営者」の共通項
NewsPicks編集部
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今回の10分読書は、優れた経営者の条件についてです。
会社を、そして、人を背負うということには、責任が伴います。いまは、その責任を新卒で入った会社からコツコツ積んでいくのではなく、一気に請け負う人が増えてきているのです。つまり外部からの経営人材です。
経営人材以外にもいえることですが、新しい組織入ってまもなく、「ああして」「こうして」と本人が強くいったとしても、そうかんたんに動いてくれるはずがありません。
自分や会社の仕事でどれだけ忙しくとも、他人のことを思いやる気持ちをもつこと。これこそがよい経営人材になるためのファーストステップかもしれません。よく聞かれるのは「経営者って、大変ですよね」ですが、「やらされ感」が一番ないのは、経営者の醍醐味でもあります。最終的な判断と決定は自分に委ねられるので。
かつてCEO(経営者)というポジションを目指すか迷っていた時に、元同僚で外資系ブランドのジャパン法人の社長に「社長業って楽しいですか?」と聞いた時の答でした。 当時「やらされ感が一番少ないのは、楽しいに違いない」と思ったものであり、そこから気持ちが吹っ切れたものです。
さらに、コンフォートゾーンから離れることは、とても大事ですね。自ら選択の場合もあれば、会社の事情でそうなる場合も様々。コンフォートゾーンから離れる初経験時は、気持ちのリセットに時間がかかる場合もありますが、慣れてくると「おっ、やってきた。成長とチャンス到来!」とポジティブに思えるようになるものです。
どんな仕事であれ、自分が好きで楽しんでいることが、一番大事でありいずれ結果につながるとつくづく思います。