Apple Watch「シリーズ９」と「ウルトラ２」、米国で販売停止へ
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どういう決着になるか謎ですが、仮に損害賠償を支払うことになると、恐ろしい金額になりそう。。
アメリカでは、ロイヤルティで支払われるであろう金額を元に、損害額を算出する方法も取られています。
特許技術によって実現される機能が、ユーザー需要を喚起する「唯一の」根拠となっている場合に限り、製品全体の価格を基礎としたロイヤルティの算定を認める、というルールの適用が優勢を占めているようです。
これに当てはまると、日本では考えられない金額になりそう。。
ちなみに、3倍賠償は故意に侵害した場合に認められるものです。ついに米国国際貿易委員会の判断が下ったようです。Apple Watchseries9やultraに搭載されている「動脈血酸素飽和度(SpO2)」を測定する機能が、アメリカの医療メーカーマシモの特許を侵害するとして、近日輸入禁止を命じる形となるそうです。SpO2測定機能がない旧モデルはseries5以前かSEだけなので、実質2020年発売のseries6〜9&Ultraのような比較的新しい端末はアメリカ国内で販売できないことになります。去年、「Apple WatchのSpO2測定機能と医療用パルスオキシメーターであるMasimo Radical-7の比較」によってApple Watchにおける測定機能の有用性(測定結果のデータがほぼ同じ)の考察が出て話題になっていましたが、まさかここに繋がってしまうとは当時は思わなかったです。
コロナ禍の最中に認知が広がった血中酸素センサー(パルスオキシメーター)搭載モデルが販売できなくなるのはAppleにとって痛手です。私もちょうど7から9への買い換えを考えていたので、日本での販売がどうなるか注目したい。
