プーチン氏、NATO加盟のフィンランドとの間でトラブル予告 バイデン氏のけん制は一蹴
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フィンランドがNATOに加盟する気になったのは、ある意味当然だと思う。ロシアとフィンランドとの国境は長い。軍事的後ろ盾がなければ、ロシアはいつ攻めてくるかわからない脅威をウクライナ戦争で感じたのだと思う。
ただウクライナ戦争を左右できる力を持っているのはNATOの中でもヨーロッパ諸国ではなくアメリカ。そういう意味で来年の大統領選はアメリカ国内だけでなく、世界中の国々にとって非常に重要な選挙となる。トランプが勝利し、ウクライナ支援をストップし、さらにはNATOから脱退することでもあったなら、NATO加盟国であっても、フィンランド、ポーランドは安心していられなくなるだろう。そうでなくてもポーランドではロシアが将来的に攻めてくる可能性は高いと見ている専門家は多い。
注目のコメント
この記事は、なぜペテルブルクのことを「レニングラード」と呼んでいるのでしょう?
と思ったのですが、これは、ペテルブルクのことではなくて、おそらくレニングラード州のことでしょう。
(ソ連時代にレニングラードと呼ばれていた都市は、ペテルブルクに改名済み。レニングラード州は現存。)
レニングラード軍管区というのは、2010年まで存在していましたが、今はモスクワ軍管区などと統合され、「西部軍管区」になっています。
西部軍管区を再分割して、レニングラード軍管区、モスクワ軍管区を復活させようというのは、フィンランドと関係なく、ロシア・ウクライナ戦争が始まってから出ていた話です。
そもそも、ロシアは、この戦争で、兵員が不足しており、ロシア軍全体の兵員を増やすのは、既定路線です。
ウクライナで戦っている兵士は、シベリアなど地方出身の兵士が多く、モスクワやペテルブルクは、人口の割にはウクライナに行っている若者の数が少ないです。
兵員を増やすとなると、モスクワやペテルブルクといった西部の都市の若者を兵士にする、ということになり、そのための新体制として、レニングラード軍管区復活、が提唱されてきました。
ロシアはシリアやイラクから移民志望者を集めて、国境を突破させてフィンランドに送り込む、という嫌がらせを続けてきました。1人1台ずつ、自転車を与えて送り出していました。
ただでさえウクライナに送る兵員が足りないのに、フィンランドに戦闘を仕掛ける、ということは、当面はまずないでしょう。