【商工中金】スタートアップ「10億円」融資のインパクトとは
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スタートアップの資金調達の選択肢として重要度が高まっている、デットファイナンスや、ベンチャーデット。
では実際に活用しているスタートアップ企業はどのような目的で、どう資金調達を実施したのか。
シリーズDの大型調達が話題になったLegalOn Technologiesさんと、実際に融資を行った商工中金から話を伺いました。
印象的だったのは、資金調達の話もさることながら、商工中金がスタートアップと既存の顧客を結び付ける動きを強化していること。
伸びているSaaS企業ほどアーリーアダプター刈り取り以降のキャズムをどう超えるかが課題になっていると話をよく伺うため、伝統的な金融機関や企業との連携はとても意義深いと感じました。ぜひお読みください。商工中金に限らず、地元企業に密着した地銀信金がLPとしてではなく直接融資するメリットはビジネスマッチングにこそありだなぁと改めて感じました。
融資のみならず顧客開拓サポートを通じたグロース支援も合わせ技で出来るわけで、これはメガバンクには真似しづらい。
「Limited Partner=出資だけ」な関わりに留まらず、融資先のグロースにもプロアクティブに関与できる、こうしたデットファイナンスの在り方は今後のベンチャーグロースの大きな潮流になると感じます。わたしもデッドだけの資金調達ですが、資金調達と一言でいっても、
①エクイティファイナンス(資本を増やす)
②デットファイナンス(負債を増やす)
③クラウドファンディング
④助成金/補助金
⑤(事業会社から利益を得る)
⑥(資産を換金する)
などたくさんあります。自分の事業の可能性と時流をうまく読んで、流行りに惑わされずそのタイミングにあった資金調達をしていくことが重要だと思います。