細田前議長がキックバックの金額を具体的に指示か 自民党パーティー券「裏金」問題
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確かに細田会長の意向もあったのだろう。
彼の責任も少なくない。
ただ、死人に口無し。
当人は反論できない中での扱いでもある。
その責任の重みは本当の所かは分からない所もある。
追記: 少し看過できないコメントがあったので追記。
確かに検察が或る程度調べれば「金の流れ」は(二重帳簿が押収されている以上)客観的に分かる。「金が動いた日付」も或る程度は記録が残っている可能性が高く,分かるだろう。
「誰が」指示したか,に関しては,「○○先生のご指示により」と誰かが記載でもしていれば分かるだろうし,その指示の入った録音でも出てくれば客観的に分かるが,一般的に後ろ暗い事に対してそのようなメモ・録音は残さないように指示するのが普通。そのため,「誰が指示したか」については客観的証拠ではなく一般に証言が必要になる。
ところが,グループとしての結束力が高い場合にはこの点は口裏合わせが可能な範囲である。そうした「グループ内の結束」を崩すために組織犯罪に対する専門の法律と「他者の罪を証言することにより自己の罪を一等減ずる」種類の司法取引ができたことは周知の事実だが,それはあくまで崩せる範囲に限る。本当に鉄の結束を誇っている場合には口裏を合わせる可能性があり,その際に死者というのはその後の訴追が困難なため利用され易い。
こういうときに1番使い易いのは「明らかに権力を持っていたことが知られている」死者,つまり今回なら安倍さんだが,安倍さんにはこうした案件への関与否定の証言が(報道ベースでは)2証言出ている。仮にこれが正しいなら,安倍さんの「後の」時代の話となる。安倍派⇒町村派⇒細田派⇒安倍派と移り行くことを思えば,ここで死人である細田さんが主導したと口裏を合わせたとしても完全なる検証はできない。少なくとも細田さんには会長として監督責任はある訳だから。完全な関与0とは行かない訳で,その際に細田さんが主導となれば他は罪が軽くなる。
但し,細田派時代の前に町村派時代がある。この細田さんが会長として主犯とするなら町村派時代にはストップがかかっていないと説明が付かない。そうでないなら,安倍さんが抜けた町村派時代に細田さんが独自で主導した,という説明をする事になる。
これらを総合した場合,細田さんが主導,という説明に「収めようとした」可能性を疑うのはそこまでおかしな話とは言えないのではなかろうか。