2024年の円相場は劇的Uターン、金融政策逆回転で4年ぶり円高へ
Bloomberg.com
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注目のコメント
ドルと円の金利差要因から為替相場を説明する場合、24年末135円という緩やかな円高ドル安予想になるのでしょう。
先週発表の日銀短観における企業の想定為替レートをみても、こうした緩やかな円高ならば高収益を維持できそうです。
注意すべきは、記事の中のコメントで唐鎌さんが指摘しておられる日本の貿易赤字を背景とする円売りドル買いの圧力です。これは、ドル相場を下支えすると思われます。
しかし万が一、米欧中が同時に景気後退となり、原油や天然ガスの価格が急落することになると、日本の貿易収支赤字が急減するなど、ここ数年の円安の元凶となっていた問題がなくなります。この結果、一気に円高が進む危険性があることを懸念しています。去年の今頃は、12/20のYCC政策修正を受けて円相場は150円から130円でまで一気に円高に振れました。この記事、2024を2023に書き換えて1年前の記事だと言えば、ほとんどの人が信じると思います。相場とはそういうものだ、という教訓でした。