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文科省、論文無償公開で大学に1000億円 システム開発

日本経済新聞
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    東北大学 副学長・教授

    日経産業新聞の記事がオンラインとなって日経(有料)に出ていました。日本からの研究発信力低迷打破の作戦の1つとして、補正予算が組まれました。今後の動きが注目されます。


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    まず、前提として、現在、重要な論文の多くは、オンライン上で有料で公開されています。
     エルゼビアやシュプリンガーといったヨーロッパの大手学術系出版社が、いわゆるトップジャーナルを運営していて、トップジャーナルへの掲載料や、購読料によって収益を上げています。
     トップジャーナルに掲載された論文=国際的に評価の高い論文、です。

    エルゼビアやシュプリンガーといった出版社を通さず、各大学のウェブサイトなどで論文を無料公開することは可能です。
     そういう各大学レベルの紀要論文と呼ばれるような論文は、多くが無料でオンライン公開されています。
     ただ、そういう日本の大学のウェブサイトに載っているだけの論文だと、国際的に評価の高い論文としてはまず扱われません。

    文部科学省が何を意図しているのか、この記事だけだと判断できませんが、記事には「科学雑誌の出版社にオープンアクセス化に伴い支払う論文掲載料を支援する」ともあるので、エルゼビアやシュプリンガーへの掲載料を出してくれる、というふうにも見えます。
     また、エルゼビアやシュプリンガーにさらに料金を払えば、自分の論文をオンライン上で無料公開にしておくことができます。
     現状では、国際的に評価が高く、引用回数の多い論文を増やすためには、エルゼビアやシュプリンガーに無料でオンライン公開してもらうのが一番有効です。論文(もちろん英語で書く)のクオリティも必要ですが、予算が必要です。

    個人的には、学術論文は全て、GitHubのような場で、オンラインの無料アクセスにしてしまうのがいいと思います。
     数学の論文などは、arXivというプラットフォームでそうやっています。


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    ジャーナル出版の際に、著作権は出版社に渡しますが、著者が個人的に知人に渡すのは許されているんですよね でないと自分の学生さんも出版社にお金を払って読む、という意味不明な事になるので

    その条文を利用して成り立っているのがAcademia、Research Gateなどのcurationサービスです これらのサイトは商用ジャーナルサイトでタダ公開してるアブストラクトをボットが集め、それを見た研究者が「このペーパー読みたい」とボタンを押すと、著者にメイルが行き、著者の個人的判断で、ペーパーを無料で送るか決められる仕組みです あくまでも著者の個人的送付なので、上記の条文にcompliantなわけです

    また、米欧の政府系資金は、研究結果の論文とデータを無料公開する条文があることが多いです 例えばNIHスポンサーの論文は、商用出版社のジャーナルに出すと同時に、無料公開サイトであるpubmedやpubchemにも出す決まりです

    また、その条文を利用して、Google scholarでは、ボットが集めた論文の謝辞を見て、論文無料公開を必要とする政府系機関がスポンサーとして書いてあった場合、著者に無料公開用論文ファイルをアップロードするようにメイルが行きます アップロードした論文は、Google Scholarのリンクから読めるようになります

    オールジャパン独自最先端最高品質ITシステムに予算をお使いになるよりは、これらのサービスを上手く利用するのに使われた方がよいかもですよ、税金の使い道としては(100億でも1000億でも) 受託なさる業者さんのためではなく、本来の目的を達成したいのなら、ですが まあ、よい論文書くのが前提なんですけどね

    特定の分野以外では、arXive (やその親戚)は、査読中または査読後出版前のpreprintの、正式出版までの草稿置き場、という位置付けですねぇ サーチにもヒットするし、有用ではあるんですが

    商用出版社のジャーナルでも、$1000位お金を払うと無料公開できるオプションはあるのですが、ワタシはやったことありません 著作権タダ食い+査読労働無償搾取しておいて、図々しすぎると思いますので (注: 深呼吸して、前稿からココ少しトーンダウンしました ;))

    あ、記事読んでません、ログイン忘れたので


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