カフェをぶち抜くコーヒーは誰でも淹れられる
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はい、誰でにも出来ます。自分は大坊珈琲店がまだやってた頃に、それまで不味いコーヒーしか飲んだことなかったもんで衝撃というか同じ飲みもんでここまで違うのかとその別次元に愕然として、あとやっぱり大坊さんの淹れるネルドリップの所作が美しすぎて雅というよりひとつの精神的小宇宙というかあれはやっぱり茶の文化でしょうねえ、だから日本独自なんだと思うけどそこにも魅かれて手回しサンプルロースターとネルドリップを自宅で始めたのがキッカケですが、毎朝5時に起きてゆっくりコーヒーを落としてもう15年くらいになりますけど、習慣になるまでずっと続いたのはやっぱり味とコスパですよ。
東京に住んでるからいろんな専門店で飲みましたけど、少なく見積もって9割は自分が焼いてネルで落としたコーヒーのほうが美味しい。というかここは敵わないなと脱帽したお店は10年以上かけて三桁のお店で飲んだ中では大坊珈琲店合わせて4店しかありません。敵わないとは思わんけどでもずっと通いたいと思ったお店を入れても10店ない。
コスパに関しては言うまでもないですね、まあ原価だから当たり前だけどそこらの大して美味くないカフェで飲むコーヒーの十分の一ですからねｗ 私は毎朝飲む一杯はだいたい15gを基準にしてますが、外で飲んだら下手したら4桁するかなり良い豆を使っても一杯20g使っても100円超えることはそうない。自分のような珈琲好きだけど貧乏人には自分で焼いて淹れる以外の選択肢なんてないわけで、でも結果的に一生モノの趣味になったわけだからまあヨシｗ
ちなみに外で飲むコーヒーで味と価格の兼ね合いで、自分のようなヲタクは除外して万人にオススメ出来るのは正直コンビニコーヒーしかありません。あくまでコーヒーのみの話ね。言い換えればカフェは場所代と雰囲気代と人によっては喫煙所代が全てであって、もちろんそれで商圏として成立しているんだからこれはこれでいいんですが。
