警視庁が東京・歌舞伎町のホストクラブ350店に一斉立ち入り
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捜査当局は犯罪の発生や届出を待って動くだけではありません。時代の推移を見ながら、社会の病巣を見据えて戦略的にも動きます。交通警察はシートベルト着用義務化や車庫飛ばし、駐禁や飲酒運転の厳格摘発、最近は自転車の取り締まりに重点を移しています。暴力団対策では組織を挙げて新たな体制を構築しました。今回のホスト摘発もそうした戦略的な動きとみられます。ホストクラブが女性たちの不幸を吸い込み闇社会にもつながるブラックボックスと判断したのでしょう。ホストを、テロリストやマネーロンダリングを取り締まる法律である組織犯罪処罰法で摘発したり、本来は女性を保護するための法律である売春防止法で立ちんぼ女性を摘発したりと、あらゆる手段を駆使しています。歌舞伎町から始まったこの動きは全国に広がるかも知れません。
もっと早く動けなかったものなのか…いつも社会で問題視されるようになってから動かれるのが、なんだかなと思ってしまいますが、ここから少しずつでも問題解決に繋がったらいいなと思いました。渋谷では毎日のようにホストクラブの宣伝バスが走っています。最高売上高なんか記載されていますが、それは誰かが支払ってるお金…。クラブはこういう露出の仕方を見かけないので、やはりホストは売上至上主義が強く、このような問題を起こしてしまっているんだと思います。売上で競うのではなく、顧客満足度や継続率じゃないけど、なんか違った指標に変えるのも問題解決の糸口になるのかなと。
売掛金で沈んでしまった女性を見て、街に繰り出した警察庁長官のメンツのために歌舞伎町に繰り出したところまで読みました。
キタやミナミ、栄にススキノで同様に繰り出したら撲滅への意気込みはホンモノでしょうが、やりますかねえ…
あとは“適正な街”という言葉が警察と市民の間で乖離しなきゃいいんですが…