Z世代はエース級社員ほど育成の手間がかかる。その意外な理由とは?
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伝統的日本企業は、まず現場の声を聞きません。
以前に8年勤めていた薬局チェーンでは、あり得ないほど過小人員の中で、全国トップレベルの成績を挙げていたことがあります。「もう無理です、限界です、燃え尽き症候群になっています」と言い続けて数年。
評価面談時、また「もう限界です、異動させてください」と訴えたところ、「慕ってくれる後輩がいるんだから、まだ頑張れるだろ」と言われ、転職を決意しました。引き止め時、「あの時の俺の言い方が悪かったかもしれないけど」などと言われ、口先以外の、具体的な対応をするつもりがない旨、改めて確認しました。
エース社員に逃げられるのは、普段からのコミュニケーション、将来の閉塞感、本人の意向よりも会社の都合を優先する姿勢など、社員を蔑ろにする態度を、継続的に取ってきた歴史があるのかもしれません。よくわかります。私の用語では“ご機嫌取り”ですが、これこそが勤務先での私の仕事だと思ってるので↓
「実は、エース級であればあるほど、ハイメインテナンス(High maintenance : 手間ひまかけて育てること)を必要とすると思います。
上司からすると、「おもしろい仕事」を渡さなければなりません。そして、きちんとフィードバックしないと、「(おもしろくないから)他の会社に行きます」ということになる」記事後半にある話はごもっともで、マネージャーはメンバーからの信頼を得ておく必要があります。
その信頼関係があればこそ、チームとして継続的に機能するのです。
なお、信頼関係を作るのに最近流行りの1on1は必須ではありません。
そんなのはあくまでも手段ですし、信頼関係が無いまま1on1を設定しても信頼関係の構築になるとは限りません。特に、信頼関係がマイナスの状態ならば、そのマイナスを増幅してしまうリスクが高い。
そして信頼関係が十分に構築できているなら、それはそれで1on1は不要。何故なら既に信頼関係が構築できているので不要なのと、1on1をやり続けることでメンバーから逆に『この人はまだ自分を信頼してくれてないのか』とマイナス効果を生じさせてしまうリスクもあるから。