メスのみ産む『超メス』選抜成功 キャビアの生産コスト削減に期待 近大ロシアチョウザメ研究
読売テレビ
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注目のコメント
さすが近大。
漁業関連で産業に寄与する研究といえば近大、を確立してますね。
世界では養殖がどんどん増えていて稼げるようにもなってるのに、日本はそうでもない、という話はよくありますが、稼げる商材であり、稼げる条件がそろっているのかが大事です。
そういう意味ではキャビア生産の効率が上がるこの研究は良さそうですね。
こういう開発と、天然における生物多様性や外来種問題などのテーマ、遺伝子組換えが体にいいとか悪いとかそういうテーマ、など色々議論が混ざりがちな世の中ですが、例えば牡蠣養殖だと世界では3倍体(卵を持たない個体)が当たり前だったり、無花粉杉の開発がめちゃ重要視されてたり、人の手が加わった世界での課題解決には研究開発の努力がつまってるので、注目したい分野です。超メス、人為的に人間でいうところのトリプルX症候群(X染色体を3本持つ個体)を生み出すというバイオテクノロジーですね。紫外線を当てるだけというのも手軽(設備投資が大きくないという意味)で素晴らしい。
水産の世界でも従来から染色体を変える技術(3倍体など)は導入され、広く普及しています。特に、チョウザメはキャビアを持つメスの価値が非常に高いので、養殖事業者にとってみてもすごくプラスです。ちなみに、イチゴが8倍体だったりするので、怖い技術ではないです。これは画期的。
キャビアの値段が劇的に下がりそうですね。
他の魚類や生物に応用できるとなおすごい。
ただ生態系を大きく変化させることとなり別のことが問題となりそう。