NY株、一時最高値 初の3万7000ドル突破
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きょうのNY株式市場でダウ平均は500ドル超上昇し、最高値を更新しました。
午後に発表になったFOMCの結果を受けて米株式市場は買いが強まり、ナスダックも1%超の大幅高。
FOMCはハト派サプライズとなりました。
政策金利は予想通りに据え置かれましたが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で、来年末時点の金利予想の中央値が4.625%(4.50-4.75%示唆)となっており、これは現行から計0.75%の利下げを見込んでいます。
そこまでの利下げ予想は市場も想定していなかった模様。
また、声明でも、これまでの「必要なら追加利上げ実施」のところを「その度合いを精査する」に変えています。
FRBはスタンスを市場の期待に傾け、本日のFOMCはハト派サプライズとなった印象が強いです。
VIX低迷のGREED継続。
チョット織り込み過ぎと言うか、過剰反応は否めないものの最大ヤマ場をポジティブサプライズで通過しました。
日本株は円高試練に。
その後のパウエル議長の会見でも「勝利宣言は時期尚早」と述べる一方で、利下げのタイミングを協議したことも明らかにしていました。
短期金融市場では調子に乗って、来年の利下げ幅を計1.50%近くまで織り込む動きが出ています。
FOMC前までは1.00%の織り込みで、エコノミストからは行き過ぎと批判されていましたが、さらに期待を膨らませた格好。
米国債市場でも政策金利に敏感な2年債が一時0.3%ポイント急低下する場面が見られました。FRBは思った以上に「ハト派」でしたね。「来年3月利下げ開始」の可能性はFOMC前に40%程度とみられていましたが、70%へと高まりました。SEPは2024年中に3回の利下げを織り込んだ。株高、ドル安でドル円は143円に。
ビットコインはETF>半減期>利下げ>米大統領選と来年もファンダが盛りだくさんなので強気で全く問題ないですFOMBでインフレ見通しも下方修正されて、明確にハト派化したことが大きいですね。
パウエル議長は利下げのタイミングも協議した旨の発言もしてますので、急速に金利低下・ドル安・株高が進んだのも頷けます。