交渉上手になる4つの基本テクニック
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
交渉上手の上司とかを見ていると、①落としどころの線の引き方と②全体感を持って交渉することが、大事なのかなと思う。
昔、相手方に弁護士がついていない交渉で、すごいこっちに有利な契約を作ったら、上司に直されたことがあった。ここまで一方的な契約は、「落としどころ」としてよくないと。結局、一方的な契約は、その後に有効性が問題になりうるし、そうでなくてもその通りに執行されないことが多いと学んだ。
あとは、契約を1条から順番に交渉していくときに、たとえ譲れるポイントでも、先に「譲ります」と言ってはいけないと言われた。実際に、譲って譲って、最後の大事な論点に来た時に、「この前の論点、あそこは飲みますから、こっちは譲ってください」って交渉する材料がなくなる。全体感を持って、譲る/譲られるというのは「パッケージ」として交渉しなければならないとのこと。「譲る」バッファーを作るために、時として、全然こだわっていないところを、敢えて「論点」として取り上げて、最後に「ここを譲ってもらえるなら、こっちはおります」と言ってみたり。
私自身はすぐに顔に出るので、交渉はどうしてもうまくならないのですが…そんなに都合のよい環境は少ないです。クライアントが絶対引かないといい、相手が受けてくれそうな代替案もなく、こちら(のクライアント)が心理的に揺さぶられ、次から次へと聞いてなかった情報や問題が出てきたときに、どう交渉をするのかについて、よいアイデアがあったら教えて下さい。