むしろ円高にならない方が恐ろしい。「円安ユーロ高」は2024年に終焉するか。
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パリではサンドイッチが普通に5€するので、肌感では1€=100円が妥当なのですが、日銀が金利を上げない限り円が強くなる要素がないですよね。
海外で見る日本ブランドはトヨタ、ユニクロのみ、電化製品は韓国、中国勢が強いです。日系大企業は€をそのまま現地で保持しているので決算には反映しますが、円を強くするほどの影響力はない。
日本で生産している中小企業は円安の方がいいですが、シッピングコストが高騰しているのでどれだけ円安効果があるのかも疑問です。
ウォークマンのような世界的ベストセラーが生まれない限り、1ドル=100円(1€=110円)の時代は来ないような気がします。
注目のコメント
先週末、憶測から為替相場が大きく動きました。憶測が現実になるためには、その通りに事態が推移する必要があります。年末の頭の整理にご一読ください。
「ユーロは本質的には弱い通貨」。構造的に弱いはずのユーロに対して円が負けている、という事実が傷に沁みます。今となっては仕事や生活に関わる多くシステムやソフトウェアが海外のもの、次世代日本を担う世代としてもがんばらなあかんと思います。