首相、政務三役から安倍派の全員交代を検討 官房長官、経産、総務、農水の４閣僚ら
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多くの人が指摘していることですが、これは、岸田派宏池会（46名）が安倍派清和会（99名）を切り崩して凌駕しようとする自民党内の勢力争いですよね。
議員の顔ぶれが入れ替わる衆議院選挙の直前という絶好のタイミングで。
しかも、有権者には、これまで権力をほしいままにして利権を握ってきた政治家たちを一掃した、という印象を与えることができます。
これが、いわゆる55年体制で自民党の一党優位を実現してきた自民党劇場、コップの中の争いです（日本の国力とか国際関係における日本の立ち位置とかには影響は無い）。異様な現象。岸田派と安倍派の権力闘争のようにも見える。もし、記事にあるようなことを強行するなら、その前に安倍派以外はすべて潔白だという証明を岸田総理は行う必要があると思う。自民を批判する野党も同じです。批判する前に、自らの潔白を証明すべき。
そもそも、パーティ券のキックバックといえば聞こえが悪いが、組織活動費だと考えれば、手続き上の瑕疵も何もない。
どちらにしても、ばかばかしい国民不在の騒動です。ここまでするとは凄まじいですね。これまで裏金問題などいくらでもあったのに閣僚を派閥ごと一掃しようとするとは、とても岸田さん1人の知恵や意志とは思えません。
恐らく岸田さんは麻生さん、二階さんなど派閥重鎮に相談調整済み、または、麻生さんか誰かに入れ知恵されたか。更迭された側もある程度はわかっていたとも思われます。
船頭がいない船は狙われやすいと言うことでもありますね。まるで国際関係や戦国時代、企業で言うとMA、TOBのようです。
タイミングとしては、臨時国会が終わり、重要法案も通り、議員は年末の挨拶まわりのシーズンなので国政には影響がない今と言うタイミングを待ってたのか？と思うほどです。先々週、更迭された某大臣は夜の少数会合が頻発だったそうなので選挙が近いのか？そんなはずないよねと話していたところでした。
更迭や閣僚かどうかで選挙の集票、集金力に影響して来ます。閣僚ポストはリーダー不在の最大派閥、安倍派閥の数が減った分、岸田派、麻生派、二階派または森山派の誰か、恐らく女性を入れて交代し、イメージアップできたら程なく総選挙もあり得そうです。年末はもうないと思いますが。
