「10浪で東大合格」も"入学辞退"彼の決断の裏側
東洋経済オンライン
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20代になり社会に出ると、何点を出したから褒められるという世界ではなくなり、自分が本当に正しい努力ができているのか自己暗記に陥ることが多いような気がします。一方で試験は具体的に点数が出ることで、明確な成功体験を得やすい。私も一度学部を卒業した後で、また大学に入り直し、今は仕事で使うための資格取得の勉強をしています。もう一度自分に挑戦するのは楽しいですし、明確に点数が出ることはモチベーションの維持にもつながります。
受験は、ゴールが明確で取り組みやすい一方、適性に大きく左右されるものだと思っています。暗記力、情報整理能力、出題意図を汲み取る力、など必要な能力が明確なだけに、受験の失敗が全体的な知性を否定する事はないという事実が浮かび上がります。
受験という答えがあり、評価も明確になるところに依存してる気がする。受験て、やった分だけ結果が出る点で楽な世界なのよね。
私は東大理Ⅱ行こうと生物地学というドマイナーな科目選択で臨んだクチなので、この人の戦略も理解はする。しかし、受験という手段が目的化して、自己肯定感の基ともなり、生きがいになってしまうと、なかなか路線変更も、しづらいだろうなと思わせさせられる。
今の若い世代は、受験でチャレンジせず、受かるところを選択しがち。何が何でも東大とか何が何でも理Ⅲみたいな価値観て、すごく減ってる気がする。それに浪人もしない。そんな中、受験に対する古い価値観でこだわってるの、心配になる。