気候変動、世界で最も汚染している国はどこ? グラフで見る現在、過去、今後
CNN.co.jp
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環境問題への影響度を評価する際、本記事に示されるように、国別の総排出量と一人当たりの排出量という二つの指標を区別する必要があります。
一人当たりの量を見ると、先進国は大きな責任を負っているように見える一方で、途上国も経済発展に伴い一人当たりの排出量の増加が甚大な影響を及ぼすとも考えられます。これは気候変動だけでなく、プラスチック汚染などの他の環境問題にも当てはまります。
国際的な議論においても、意外と国別の総排出量ばかりに焦点が当てられがちですが、一人当たりの排出量に基づく分析と包括的な理解の醸成も必要です。
対策を策定する際にも、人口密度や地域ごとの経済活動の差異も考慮に入れる必要があり、このような分解思考は、環境問題への対応策を考える上で欠かせない要素だと思います。温室効果ガス排出の72%が、交通・食・住宅など家庭の消費に関連していると言われています。
Energy Research & Social Science
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/es803496a#:~:text=On%20the%20global%20level%2C%2072,%2C%20and%20mobility%20is%2017%25.
中国やインドの1人あたり排出量が比較的低いのは、産業・公共セクターの排出分が膨大な人口で割られるからだという理由に加えて、先進諸国の人々と同水準で暮らすことができない人々が多いからだという理由に改めて気づきました。