EU、世界初のAI規制案で大筋合意=民主主義への脅威に配慮
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まだ加盟国の立法を通さないと実効性がない、中国が8月にAI法を制定済みだから世界初ではない、とかいろいろあるがGDPRがそうだったようにこれが世界のAIをめぐるルールのブループリントになると目される、その意味でやはりひとつのエポックではある。
法文書はまだ公開されてないので中身は正確にはわからないが報道では、多くの生体情報の利用制限、LLMのいくつかの使用ケースにおける情報開示義務、AI生成コンテンツはその旨ラベル表示義務(これは米国でも既にその方向)などなど。とにかく罰則が世界売上の7%とGDPR同様に厳しい、そして鉄の女べステガー公取委員長はこれまで実際に千億単位の罰金をバンバンビッグテックから奪取してきた。故にこれがかなりの抑制効果となりOpenAI、MS、Googleらの欧州事業展開にはそれなりに効くと思われる。例えば日本のYahooはGDPR対応のため現在欧州では非表示であることはあまり知られてないがそういう事がこれからたくさん起きるだろう。ついに合意ですか。なかなか厳しい規制に思えます。日本で同じAI規制が施行されたら、少しAI適用を絞り込まざるを得ないかと。
もっとも米国の自主規制も順守事項のレベルを上げてきています。来年はAI規制対応で大変そうです。