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安保理 ガザ地区の停戦決議 アメリカ拒否権で否決

NHKニュース
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    地経学研究所 主任研究員

    1989年以来の重い決議案だった。国連憲章99条は「事務総長は、国際の平和及び安全の維持を脅威すると認める事項について、安全保障理事会の注意を促すことができる」と定めており、きわめて深刻な紛争について事務総長が安保理に決議採択を求めてきた。国連ができて78年、正式に発動されたのは6度しかない。最後は1989年のレバノンについて。

    人道的休止が7日間で終わってしまい、イスラエルによるガザ南部侵攻が進むなか、グテーレス事務総長は、この重い条項を発動し、人道的な惨事を避け、安保理に人道的停戦を求めた。理事国15か国のうち日本を含む13か国は賛成したが、イギリスが棄権、そしてアメリカが拒否権を行使して、決議は採択されなかった。

    イスラエルの声を代弁するアメリカは、決議案がハマスの「テロ攻撃」に明示的に言及することなく、パレスチナ寄りだと説明。無条件停戦はハマスがイスラエルを再び攻撃できるような状況を作るため危険であり、反対する、と述べた。

    ハマスに拉致された人質が残っており、イスラエルは反ハマス掃討作戦を継続している。一方で、ガザでは住居の半分以上が、破壊された。220万のガザの人々のうち8割以上が家を追われ、避難民になっている。人道的な惨事が続いている。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    この「100ヵ国が共同提案」の決議案は、
    ・即時の停戦
    ・全ての(ハマースに捕まっている)人質の解放
    を求めたものです。
     あくまで要請なので、強制力はありませんが、人質の解放も求めています。

    これに対して、
    反対 1 米国
    棄権 1 英国
    賛成 13
    でした。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    「アメリカのウッド国連次席大使は、無条件の停戦はイスラム組織ハマスを利するものだとして『イスラエルとパレスチナの恒久的な平和を支持するが、次の争いの種をまくだけで持続しない停戦を求める決議案は支持しない』と述べました」 (@@。
    米国一国のみが反対し、その拒否権で否決された訳ですね (@@。
    いつぞやNHKが、イスラエルが占領地域から撤退するのが停戦の条件とするハマスの声をインタビューで流したと記憶しています。注釈なしにその声を聴くと多くの人はイスラエルがガザ地区や入植地から撤退して人道状況を改善すべきと捉えるでしょうが、ハマスが主張する占領地はイスラエルの国土そのものを含むイスラエル建国前のパレスチナの地であるはずで、要は、イスラエルは国を畳んで出て行けということでしょう。イスラエルからしてみると、そうした勢力が残って体制を立て直せば自国の安全が再び脅威に晒されるわけで、1200人の自国民が犠牲になり多くの人質が取られる事態がハマスのテロで生じた以上、簡単に停戦に応じることは出来ぬはず。
    「イスラエルとパレスチナの恒久的な平和」を実現するにはハマスがイスラエルの存在と二国家共存を認める必要があるわけですが、現状、その可能性は皆無でしょう、たぶん。そうなると、停戦とハマスの復活は「次の争いの種をまくだけ」に終わります。
    米国一国が悪者になりそうな趨勢ですが、仮に米国が安保理で賛成するなり棄権するなりして決議が通り、国連がイスラエルに制裁を加える事態になったらそれはそれで何が起きるのか。人道危機を脱することを願う気持ちは人後に落ちませんけれど、事はそれほど単純でもなさそうな・・・ (・・;


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