【名著は語る】今、企業に足りないのは「文化」である
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世界の経済資本の限界から文化資本の重要性が高くなり、文化や技術力の蓄積、それらを生かすことが重要視されている。
楽しく働くという文化の体現が経済資本に大きく関係することを証明できるようにするためにも、
文化経営システムの整え方についてはもう少し読み進めていきたい。
注目のコメント
企業文化は必須要素だと、とても共感します。同時に、素晴らしいビジョンやコアバリューを作っても、浸透させるにはしっかりと人事評価まで繋げることがさらに大事だと思います。なぜなら、素晴らしい企業文化に「共感」だけではなく、社員一人ひとりが「言動で反映」してこそ、企業文化の意義があるからです。
人事評価までしっかりとビジョンやコアバリューを繋げていた企業の経験がありますが、とてつもないパフォーマンスを発揮していた組織でした。ビジョンを支えるコアバリューひとつずつに等級に応じて、具体的な行動の例がクリアに明記されており、人事評価シートに紐づいていることで、効果的に企業文化が浸透しやすかったです。
企業文化とはまさしくその会社が大事にしているビジョンやバリューであり、共感するだけではなく、一人ひとりが行動で反映することが大事。組織とは生き物なので、可能性は無限大ですね。基本的に、企業の財務には現金や不動産など現金化できるものばかりが掲載されます。目に見えない「のれん」などの項目もありますがごく一部です。
一方、組織カルチャーや地域文化などの「文化」は、企業活動の根幹の1つです。そうした要素を資本として捉えて経営を捉えよう、というのが本書の趣旨です。本日から2日間、その実践例とともにお届けします。「企業にとってこうした文化は、これまではもっぱら、企業風土や歴史的な蓄積としてのみ評価されてきたと思われますが、それだけではなく、これを企業経営のうえで生かすべき「資本」として考えてみようというのが私たちの提案です」
資生堂が積み上げてきた文化資本は特別なもの。
銀座の資生堂本社でお姿をお見かけしたことが思い出になっています。
この本の復刊をうれしく思います。