【意外】富士フイルム、最高益支えるかつての「お荷物」事業
NewsPicks編集部
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銀塩写真と言うと昔の技術と思われがちです。
しかしながら微粒子を等分散させ、光を浴びた一瞬で感光に伴う化学反応を均一に進めるなど、難しい技術の結晶でもあります。
事実、化粧品には微粒子を凝集させない分散技術がふんだんに使われていますし、医薬品事業にも化学の知見が入っています。
プリンタや半導体製造に使われるフォトレジストなどでは、しっかり感光と言う視点で培った技術が活きています。
きちんとお金を稼ぎながら技術の横展開ができる土台が整ってきたのが富士フイルムの強い所ですね。
清水先生も仰るように、私もどうやってこの事業が生き残ったのか、誰がリードしたのか、とても興味があります。
ちなみに会社の正式名称は富士フ【イ】ルムなので、話の種に覚えておくと役に立つかもしれません。稼ぎ頭の写真フィルムが消滅の危機に直面し、大改革を進めてきた富士フイルムホールディングス。ヘルスケアを新たな主力事業に据えるなど、事業構造をガラリと変えて、今の姿になっています。
構造改革を成功させたことは有名ですが、改めて、その軌跡を振り返ると、成果を出すスピード、目標に向けた着実な足取りに驚かされます。
また、「チェキ」が売れているとは知っていましたが、こんなに売れているとは知りませんでした。しかも、超高収益事業です。若者に人気の商品ですが、ラインナップやマーケティング施策を見ると、なるほどと思うことも多く、ぜひ深掘り取材をしたいと思いました。
ちなみに、「INSTAX」がブランド名で、日本だけ「チェキ」と呼ばれています(INSTAX=チェキです)。