品川インターシティが開業25周年、デジタル技術でダイバシティ—強化へ
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アクセシビリティについて考える
港区、品川区、渋谷区と、どんどん大型複合施設が増えていく中で、アクセシビリティについて考える。
1つ。多目的トイレ設置に関する基準はどこに向かうか。
法的な基準は確か、不特定多数の人が入る建物には一つ以上、これは商業施設も就労場面でも同じ。
例えば車椅子の方がトイレに入る際、そうでない方がトイレに入るよりも時間が多くかかる。そこを考慮した際に、果たして現状の基準で良いのだろうか(現在、実際には各フロアに設置されているケースが多いが)。
労働側だが、性に関するトイレ設置の問題にもまだ余力を残して一昨年の検討会は閉じている。
また、エレベーターを使うときの人々の意識。
優先のエレベーターや、車椅子マークのボタンを、優先事情がなさそうに見える方々(あったらごめんなさい。見た目で言うものではありませんが)が押しているシーンを目にする。その影響はどんなことがあり得るのか?
こちらは制度だけの問題ではないように思う。
ダイバシティについて、施設側が取り組みを伝える際、利用者にも想像の機会が与えられていることを改めて認識したい。
最近、特例子会社でも、その多様なアクセシビリティへの課題を感じたことのある社員たちの経験と、本業の知見を活かして、アクセシビリティに関するコンサルテーション事業に取り組む企業も出ている。
私たちの想像力と経験知を活かすためのプロセス改善を益々考えて行きたい。