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北方領土から初のロシア本土便 択捉島から極東ウラジオストクに

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    東京大学 先端科学技術研究センター 准教授

    ウラジオと択捉島が片道3000円というのはすごいですね。もちろん政府の助成があってこそ可能なわけですが、やはりロシアは北方領土の開発続行をまだ全く諦めていないということでしょう。
    北方領土にはもう5年も行けておらず、現地のことはだんだんわからなくなっていくのですが、衛星画像や現地の報道で見るに、インフラ整備は着々と進んでいるようです。一時期よく聞かれた「ロシア化が進んでいる」という表現も、もはや聞かれなくなりました。「進んでいる」どころの話ではなくなったからでしょう。
    北方領土問題の解決は願いながらも、こうした現実は踏まえておく必要があります。


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