米利下げの市場の織り込み「過度」、24年はボラ上昇へ=BII
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注目のコメント
短期金融市場で来年末までに5回の利下げを織り込む動きが出ており、来年末時点で政策金利は4.00-4.25%までの低下を見込んでいる状況。
確かに、これを正当化するには景気後退要となりそうですが、一方で景気後退は織り込んでない状況で、ボラ上昇しそうなのは現状センチメント踏まえても当然そうです。金利の上昇とボラティリーの増加は金融機関が儲かりそうな構図ですが、記事では触れられていないですが、中国やインド経済の動向が気になるところです。
最後の言葉は日本人に当てはまる気がします。FRBの金融政策は物価安定と雇用最大化を目的としています。FFレートが4%まで低下するのを正当化するには、インフレ率が2%台にまで低下するのみならず、失業率が今の3%台半ばから、5~6%に上昇する景気後退が必要です。マーケットはそこまで悲観的な経済を予想しているのでしょうか。
来年は「もしトラ(ンプが再選されたら)」年。読みが難しいですね。