内定蹴っても平気? 増える辞退、就活生の“2人に1人”
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私も就活をする中で、内定辞退をした会社は数社あります。
練習、といえば聞こえは悪いですが、他の第一志望企業に通らなかったら検討する、という温度感の企業を中心に受け、逆に全く行く気のない会社は受けませんでした。
そのため、前者の感覚の会社や財団で内定をいただいたものの、お断りのご連絡を差し上げた会社もありました。
内定辞退時に、その会社の本性が見えるな、というのは当時朧げに思っていました。
それこそ、ニコニコしていてとても優しく、お話も合うような人事さんが一転して冷徹な態度を取る会社もあれば、内定辞退したにもかかわらず、サービス業であることや私がその財団が所有する作品が好きだったことから、「またお客さんとして来てくださいね」ととても温かい言葉をかけてくださる会社もありました。
流石に後者は流石に電話の後もしばらく心が痛みました…ですが、お客さんとしてまたそこに行けたらと思えましたし、仕事や職場に愛がある方が人事さんでいい会社だな、と心から思うことができました。
就活が終わっても、私たちは社会の中で40年ほど生きていきます。
もしかしたら今回ご縁がなかった企業や人とどこかでご縁があるかもしれません。
その時にいい心象でいられるように、お互いに温かい心を持っていられたら、と思います。就活が特殊で対策ゲー(適性検査→面接(型やルールがある、場合によってケース面接も))になってきている時点で不可避の現象ではないでしょうか。本採用直結のインターンのルートだとその企業にコミットする時間も増えるし吟味もできますが、そうでない場合、同じような時期に一斉に採用が始まるとたくさん出して内定が無いという状況を絶対に作りたくないという発想になっても無理はないと思います。
かといって早期から選考を始めると就活の早期化・長期化にもつながりますし、本当にむずかしい問題だと思います。企業規模や業種に関わらず新卒採用には苦戦していると聞きます。10カ月も前に内定という形で身分拘束しても心移りするのは自然かと。
学生も企業が欲しがるような学生ほど、就活で人気のある複数の企業の内定を持っていることが多いです。そんな学生が選択すれば人気企業にも欠員が生じます。