英大使館跡地から弥生時代の集落 説明会開かずマンション建設へ
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下記記事のとおり三菱地所へ売却され、再開発が進められている区画かと。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC143330U1A011C2000000/
ちなみに、埋蔵文化財存在の可能性が高い土地は、埋蔵文化財包蔵地として指定されていて、着工前に教育委員会等の管轄の行政による調査が必要になります。
また、埋蔵文化財包蔵地以外で工事が行われ、工事中に埋蔵文化財を発見した際は、その旨を行政届け出て同様に調査が必要になります。
このようなケースは割とあり、その都度調査がされ特に重要な遺跡ではない限り、今回のように埋め戻されて建築工事が進むことが多いと思います。
というのも、発掘された遺跡の取り扱いは、地権者や開発事業者に権限があるから。
遺跡が発見され、埋め戻して工事が再開される場合は、写真・実測・図面等により正確な記録を作成し、記録保存をします。
遺跡の一部の保存や現地説明会を行政は検討したようですが、これはあくまで行政から開発事業者へのお願いとなります。
そのため、記事のタイトルとなっている現地説明会は、必須ではありません。
ちなみに、これらの遺跡の調査にかかる経費は、営利目的の事業の場合は事業者が負担します。
また、調査期間中は工事を止めるので、工期延長にもつながります。
遺跡の規模が大きく、重要度が増せば増すほど上記は膨らみます。現在の大使館の敷地(英、米、スペインは土地所有権)なら治外法権だけどそうでない。
英国大使館敷地は2013年(平成25年)12月、両国政府の間で土地を日本側とイギリス側で分割されて南側の約7000平方メートルが返還されて国民公園皇居外苑半蔵門園地になったはず。三菱地所にシレっと売られたのは知らなかった。
保護土地かどうか文化財保護法で照会する必要あり。
https://www.edo-chiyoda.jp/maizobunkazainotoiawase/index.html
東京都遺跡地図情報インターネット提供サービス
https://tokyo-iseki.metro.tokyo.lg.jp/
あー外れてるわい。いろいろな力が働いていそう。メタバースなど使って再現しては?
再開発などで街の景観が大きく変わっていくのは今後も至る所で起こるので、遺跡に限らず解体前の建物を全てメタバースに移していく。費用はかかりますが、メタバースの課題である『人を集める』施策としては面白そうですね。