失業率10月は2.5%に改善、有効求人倍率1.30倍に小幅上昇
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注目のコメント
10月は労働参加率低下に伴う悪い失業率の改善となります。というのも、就業者数が前月から7万人減っているにもかかわらず、非労働力人口が4万人減ったこと等で失業者が前月から2万人減っているからです。
雇用の良しあしは失業率ではなく、米国のように就業者数の増減で見るべきでしょう。ここ数カ月、就業者が前年比3%のペースで増え続けています。GDP成長率はプラス・マイナス行ったり来たりですが、雇用統計からは景気が着実に回復していることが裏付けられると思います。失業率も低水準を維持していますし、需要喚起のために大型補正予算を組む状況ではないと思います。
インフレ率との関係でも失業率は低く推移できてるので、そちらを維持しつつも有効求人倍率が上がってくれば。
企業は大企業を中心に過去最高益を更新し続けている訳ですから、株主への配当ばかりでなく、そろそろ投資活動等に資金を振り向け、雇用の活性化につなげて欲しいところです。