沈黙破ったジャック・マー氏、表舞台復帰か－アリババの未来に危機感
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注目のコメント
会社分割など以前から重要な経営方針については 指示を送っていたとも伝えられているだけに、この報道はやや勇み足な気がします。ただ、停滞感が漂う アリババに再び 推進力を与えるためには 創業者の復活ぐらいの劇薬が必要なのかもしれません
ザックリですがジャック・マーが社内フォーラムに送ったコメントを訳します。
中国の報道によると、拼多多との時価総額が80億ドル差しかない現状を悲しみ、これを逆に自分への励みにして努力したいとの旨の社員の書き込みに対して以下の様に返信したそうです。
ジャック・マー：
すばらしい。どうぞ皆さん建設的な意見と提案をより多く出してください。とりわけ革新的なアイデアを。今日のアリ人（アリババの社員のこと）の全員が注目し、耳を傾けていると思います。
私はアリババは変わり、変えられる、と強く信じています。すべての偉大な企業は冬に生まれます。 AI 電子商取引の時代はまだ始まったばかりです。誰にとってもチャンスと挑戦の両方をもたらします。
過去数年間のpdd（拼多多） の意思決定、実行、努力に敬意を表します。誰も全てが素晴らしいわけではありませんが、明日あさっての素晴らしさのために改革できる人や、どんな代償や犠牲も厭わない組織だけが人に尊敬されます。私たちの使命とビジョンに立ち返ってください。アリ人、頑張れ！
原文のコメントは以下から
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1783881562464903704
表舞台から消えた経緯は以下の記事をご参照ください。
スピーチ全文
https://newspicks.com/news/5544820/
規制されるに至った経緯とスピーチの意味
https://newspicks.com/news/5547659/これまでもコメントしてきたように、ジャックマー氏と中国当局の間では実質的「手打ち」が出来ているというのが私の理解です。マー氏が動く範囲・程度を厳格に律する前提で（表舞台を含めて）復帰、活動することを当局は認めている。来年の米国大統領選を見据え、トランプ氏が再選した場合に備えても、「馬雲カード」をどう活用するか当局は今から考えていると見ています。
