生成AI、技術史上の転換点=「知の制約」解き放つ―チャットGPT公開1年
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PC・ネットの革命と、AI・データの革命がわずか25年でダブル到来した。第3次・第4次産業革命ないしSociety4・5のインターバルが短いことで解釈が混乱しているようにみえる。
が、後年の人類からみればデジタル移行の時代として一括りにされるだろう。それは人類史を1.0から2.0に分けるタイミングだと思います。ChatGPTは、パソコンやスマホから接続するだけで使えます。それまでのAIは、実行環境を整えて専用の手順どおりに操作しなければならず、誰でもすぐに使えるChatGPTの公開は社会全体に新時代到来の興奮を与えました。
宗教がかつて特権階級の独占物であったように、生成AIがテクノロジーを庶民に解放するものとなるのか、たった1年で人類の未来に影響を与えるものとなっていることに、戸惑います。
データセンターに集積され、絶えず学習しづつけて、私たちの問いに対し、計算の結果を吐き続ける計算機であることを私たちは忘れてしまいそうです。
「知の制約」を解き放つ、という楽観的な文脈に、哲学がかき消されてしまっています。
こういう文章がChat GPTが生み出す不気味を感じる感性を失われないと思うのは、金儲けとなっている宗教ビジネスに救済されることを拒否する抵抗に似ているかもしれません。
たとい嘲笑されるようなことであっても、自分の頭で考え、経験したことを捨てたくはないです。私自身の生き方の問題だからです。