データ解析の巨人、米データブリックスが主力製品に生成AI導入
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データサイエンスやSQLなどの知識がなくても自然言語でデータを取り出して分析できるようになるというのは確実でしょうね。
データ解析ツールのAmplitudeも自然言語で分析できるようにする生成AI機能を先日発表していましたが、その際に「これからの分析ツールは受動的ツールから能動的ツールに変わる」、すなわち一部の解析者のアクションに受け身で反応するのではなく、ツール側が主体的にインサイトを提案するようになる、と言っていたのは印象的でした。LLMを使ったデータ分析の高い可能性はChatGPTのコードインタープリターがすでに示しています。簡単な分析、可視化タスクは「この2つのデータの相関を可視化したいから散布図を作ってね」とか言えば即座に作ってくれます。多くの企業が分析用のデータを蓄積しているDatabricksのプラットフォーム上で、自然言語で簡単でセキュアにデータ分析ができるようになるのは、企業の多くのデータアナリストにとって夢のような仕掛けだと思いますが、自分の手で分析コードを書くことにこだわる人データアナリストたちは、脅威に感じるでしょう。
データに自然言語で問い合わせたり、データからミニレポートを作成するAIは、間違いなく今後の重要なトレンドです。
今までアシスタントやコンサルタントが担っていたデータ加工作業がAIに代替され、意思決定者がGoogle検索レベルで使えるようになるでしょうね。
意思決定スピードが飛躍的に加速する企業と、そうでない企業の格差が拡大する、ということでもあります。DXを正しく進めてきた企業には朗報です。逆にDXに遅れた企業は益々厳しくなりそうです。