2ストローク水素エンジン丸山製作所が世界初、小型作業機用で安定運転に成功
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現在、ガソリンが使われている小型の草刈機でも水素エンジンを使えるようになるんですね。ガソリンスタンドではなく、水素ステーションに行って、燃料を確保しに行くという時代が来るのでしょうか。
この発表を受け、本日丸山製作所は年高を更新中です。
プレスリリース:https://www.maruyama.co.jp/news/pdf/20231124.pdfとても興味を惹きます。
化石燃料を使う場合、プラグ温度が低ければカーボンが積もって放電できなくなりますが、水素ならその心配は少ない。このため放熱性のよい冷え型のプラグが使えれば、プレイグニッション防止にも有利です。
もっとも2ストロークはオイルもプラグを汚す原因となりますが、これも今はポリブテン主体のオイルでクリアできる。ただこのポリブテンはクランク周りの潤滑性に難があるため、直接オイルを供給する構造としたのかも。
こうして眺めると、その昔に武蔵工大がバックファイヤに苦しみながら水素自動車を走らせていた頃に比べ、直噴や化学合成潤滑油の進歩で水素エンジンの可能性が大きく広がっているのが実感できます。