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トヨタ純利益に上振れ余地、市場予想とのかい離は最大の2600億円

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  • NewsPicks ジャーナリスト

    次に通期(2024年3月)の業績見通しは

    💹売上高43兆円(+15.7%)
    💹営業利益4.5兆円(+65.1%)
    💹営業利益率10.5%(+3.2ポイント)
    為替差益や持分法利益、金融収益を含めた税引前利益では
    💹税引前利益5.5兆円(+51.3%)

    と利益5兆円企業のトヨタ。

    下期にかけて
    ・為替が円高に触れる可能性がある
    ・米国を含めて世界の景気減速の兆候がある
    といった観点から下期の業績を硬めにみています。仮に今の為替水準が続いたら、トヨタはさらに業績を上方修正することになるでしょう。

    個人的な経験を含めてさらに踏み込むと
    トヨタ、信越化学、ダイキンなどは業界のトップ企業は、毎年控えめの業績予想を出します。それは、無責任に楽観的な見通しを掲げることはできない、一度掲げた数値は必達であり、それを上積みしていく心意気でやっていくという姿勢が根底にあります。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    想定レートの現実の為替がかなり乖離してますから、それはそうでしょう。


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