宝塚歌劇団に立ち入り調査 女性俳優急死で西宮労基署
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注目のコメント
実質的に宝塚歌劇団以外で働けないのであれば業務委託契約でも労働者性は認められるとされる可能性は高いですね。
宝塚歌劇団の調査報告に批判が殺到している件について解説します
https://youtu.be/Kk2z0QDlFwc本筋は長時間労働よりもパワハラ、上下関係に基づく強要のところですが、先日の報告書ではパワハラのところは曖昧で、自殺の原因としては過労死ラインを上回るレベルの労働のほうが前面に出てきていました。
よって、労基署が動くようになったわけです。
過労自殺というのが事実なら、たとえ残業の定めのない業務委託契約であっても、自分の裁量ではなく強制されていたと考えるのが自然です。隠れ従業員として労働者性が認められれば、未払い賃金として支給を勧告される額は莫大なものとなります。
労基署が入ったことによって、ボーナス以上のまとまった賃金を一度に受け取ることになった経験のある人も多いことでしょう。
やりがい搾取なんて悠長なことは言ってられなくなります。歌劇団としては、むしろパワハラが原因だとしていたほうが支払い勧告を受ける額が少なくて済むぐらいであり、痛手は相当なものになります。劇団員は雇用契約?業務委託契約?
今回の調査は雇用契約のスタッフ対象?それとも、業務委託契約の劇団員が実質的に雇用契約として見做されるかどうかも含めての調査?
こういう組織があるから、積極的に仕事したくて遅くまで残って頑張っていると早く帰れと怒られるようになる世の中になってしまったのだと思います。
宝塚というネームバリューがあるので、こういう事件があるまで治外法権だったのでしょうか?