日本自動車工業会会長にいすゞ片山正則会長 トヨタなど3社以外から初
日本経済新聞
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3社輪番制ということ自体が時代錯誤だし既に事実上崩壊している。いやいやホンダが引き受けるより豊田会長と気脈があった片山副会長が意思を引き継ぐほうがいいだろう。商用車はもちろん国内自動車産業のために3社の呪縛から解かれたリーダーシップを発揮してほしい。
注目のコメント
豊田会長はかねてから「オールジャパンで次世代の自動車産業競争力の維持強化」を謳っています。
トヨタに近い企業はともかくホンダや日産とどのように切磋琢磨していくのか。そのあたりについて片山次期会長の手腕が問われます。
今日午前に開催される自工会会長会見で正式発表するのでしょうね。
それにしても「オールジャパン」と言うならホンダから次期会長を出すべきとの声はあがらなかったのかな?自工会自体の役割について正確に理解しているわけではないが、企業同士で業界内の様々な課題を議論するとともに、法律の改正などを政府等に働きかける役割もあるということ理解しています。
一方、会員社同士はライバル同士であり、本来はなくすべきと思われる「軽自動車優遇税制」のような会員社間で利益相反する問題を自工会内で統一した意見形成を図ることは難しい。
また、電動化についても各社の戦略は微妙に異なります。
だいたい、日本の自動車産業の8~9割は海外市場、特に現地生産で支えられており、日本政府に相談してもできることは限られています。
一方、豊田前会長は、東京モーターショーを「ジャパン・モビリティショー」に改名するなど広報的な役割に注力された。これはとても良かったと思います。片山新会長がどのような形で存在感を出していかれるのかに注目したいと思います。