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「マルチプル」にこだわりを - 日本経済新聞

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    株式会社ロケットスター 取締役 共同創業者

    一般的な日本企業の取締役に売上と営業利益以外の指標を理解させる方が難しいのではないか、と最近思いはじめています。ここで言っているのは、計算式を理解してもらうことではなく、行動と結果に表してもらうことです。
    なぜか。
    その原因の一つに新卒一括採用とゼネラリスト配属。営業や生産、商品、なんでもいいのですが、要するにほとんどは事業部門に皆配属されますね。そうなればよほど好きじゃないとPLは見てもBSは見ない。
    PERは利益の倍率なのでピンと来ますが、PBRは純資産という見たこともない数字なのでピンとこないわけです。解散価値と言われても肌感でピンとこない。
    普段の仕事で使ったり意識していないのにある日突然バランスシートの資産の項目をKPIに置けと言われても計算式はわかるかもしれませんが、経営の行動に現れるとは思えない。だから売上と利益は真剣に追うが、PBRの本質がわからないが、キャッシュが余ってる時は自社株を買いに行くのではないでしょうか。
    資産というものの本質は売上や利益を上げるために必要なものです。事業で稼いだキャッシュをどの資産の取得に向けるか?有形のものも無形のものもあるし、ブランドや文化など会計に表れないものもあります。これが経営の本質なんじゃないかと思います。そういった意味では中小企業の叩き上げ社長の方がよほどわかっているし、多分自社株買いなんてしません笑(中小企業の社長の会計知識は税務により過ぎている気もしますけど。。)
    あとはよくある議論として内部留保という言葉もやめた方がいいと思います。そんな勘定科目はないのでどの数字のことを言っているのかわからないです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    個人的には「過去の日本の株式市場が、マルチプルに無頓着すぎた」と思っている。
    2012年度は、稼ぐ力が弱い中でPERが高すぎる。長期的にはバブル崩壊以降、特に金融危機まではずっとバリューファクターが効いていた、一番極端に言えば低PBRの株を買っておけば指数よりも上回る状態だった。
    なぜかというと、稼げないのに高い評価の企業がバブルで多すぎたのと、日本企業はつぶれることがほとんどなかったので、低PBR株は相対的に下がらなったり破綻リスクを織り込んだところからの回復でリターンが大きかった。

    なぜマルチプルが低いかというと、ROE・ROICなどが低い。つまり稼ぐ力が弱くて、稼ぎが少ないから再投資に回せる金額も小さく、中長期的な利益成長への期待ができないから。
    なので、ますは営業利益率を上げる。そうすると自然とROE・ROICも上がる。そして稼げるから財務余力も上がり、レバレッジを効かすこともできるし、何より成長領域に再投資をして、利益成長をちゃんとできると理想。ただ、まずは根本的に営業利益率を上げることが全ての根幹。
    定量的に調べてみる(SPEEDAユーザーの方は、下記のレポート)と、PBR1.25倍以上の企業の中央値は、売上高成長率5%以上、営業利益率10%以上、ROE10%以上。なので安定的にこの水準を超える事業モデルを作れるかが、すべての議論の一丁目一番地だと思っている。

    【PBR後編】「5%・10%・10%」でPBR1倍超を目指そう
    https://www.ub-speeda.com/articles/6RNRmVAmsPxfJLGHQDjEAO


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