【伊藤正裕】失敗が教えてくれた教訓「失敗は取り返せない」
NewsPicks編集部
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「諦めが悪い」はいい場合もありますが、多くはサンクコストバイアスの結果捨てられない、そして書かれているようにより可能性のある事業を売却して更に突っ込む「Escalation of commitment」という状態になります。撤退は難しいですが、そこで差がつくことは多いと思います。
失敗から学ぶことは多くありますし、数多のビジネス書で語られていることです。
しかしその、失敗したという事実自体は消えることはありません。
焦げてしまったものは二度と元には戻らない。その過程や準備をいかに振返り、分析するか。
第2話のLife Questでは、学生ながら数々の挑戦をしてきた、伊藤さんの「苦悩」について触れていきます。
社会での経験値をあげ、レベルアップしていく。まさにクエストのような「承」パート。ぜひお楽しみください。伊藤氏が17歳でヤッパを起業して話題になったことを覚えています。そこから歩み始めた経営者としての軌跡を興味深く読ませていただいています。
携帯用ソフトウェア開発による収益モデルが、アンドロイドのリリースで成立しなくなってしまい、収益事業であった自動車業界向けの見積もりシミュレーター部門を売却せざるを得なかったという話は、予測不可能な世界では、どんな企業にもおこりうることだと思います。
「逃げずに、誠実に、問題を一つずつ処理していくことしか、失敗からはい上がる方法はなかった」
という言葉に、経営者としてのずしりとした覚悟を感じました。