【伊藤正裕】伊藤ハム3代目、会社を継がずに会社をつくる
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今週のLife Questは、パワーエックスCEO・伊藤正裕さんにご登場いただきます。
家業を継がず、起業を決断──。家業と聞くと文字通り、踏襲することがあたりまえのように感じます。
しかし、未来を自由に選択できるように育てられ、反面、その進路の不透明さや手探り感に大きなプレッシャーを感じていたそうです。
高校時代、どのような想いで将来を見据えていたのか。また、何がきっかけで今の自分が存在しているのか。
CEOになるまでの物語の、プロローグにあたる第1話。
今日から5日間、ぜひお楽しみください。
▼Life Quest パワーエックスCEO・伊藤正裕
01. 伊藤ハム3代目、会社を継がずに会社をつくる
02. 失敗が教えてくれた教訓「失敗は取り返せない」
03. 前澤友作に学んだ、狂気的な顧客志向
04. 日本が世界に勝てるビジネスは「ものづくり」だ
05. 自然エネルギーの爆発的普及を実現する日本にもシリアルアントレプレナーは何人もいます。とはいえ、伊藤さんのように「インターネットからモノづくり」への転向は珍しいといえます。しかも、起業、ゾゾCOO、起業という経緯です。
なぜ、これだけ幅広い事業を展開できるのか──。その理由を知りたいと思い、取材をしました。
この疑問に対する答えは、伊藤さんの経営者としての原点にありました。
「仮説に対してアクションを起こし、立証していくことは、ものすごく大きな喜び。実現できる、やれるというところに喜びを覚えるんですね。どんなアイデアも『アイデアそのものの価値』と『実現の価値』の組み合わせだと思うんです。だから、実行が大事なんです」
どんな事業をするかは、伊藤さんが感じる課題が出発点。ゼロからでも、仮説を立てて優れたビジネスモデルを構築し、実行に移せたら、勝算はあるということです。
パワーエックスの事業は、蓄電池の製造販売、EV充電ステーションの運営、電気運搬船、電力小売りなど、これからの社会が必要とするものばかりです。
日本が強さを発揮できるモノづくりの世界で、伊藤さんのような経営者が活躍することは、とても心強いことだと感じます。
事業だけでなく、伊藤さんのバックグラウンドを含めてお伝えすることで、読者の方にも何か示唆のある連載になるのではないかなと思っています。5日間、ぜひ読んでいただけたら幸いです。パワーエックスCEO・伊藤正裕さんに取材しました。
日本人なら一度はお世話になったであろう伊藤ハムの創業家に生まれるも、会社を継がずに17歳で起業。波瀾万丈の人生を経て、ライフワークとして再生エネルギー領域に参戦されました。
好奇心を揺さぶるエピソード詳細は記事本文をご覧ください。