AIで体外受精時の胚移植を助ける、韓国の不妊治療スタートアップなど
フェムテックや健康経営の社会情勢やビジネスモデル
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今回は、韓国のフェムテックスタートアップエコシステムについて書きました。
韓国という国単位では、フェムテックに特化した国家レベルの研究開発支援はほとんどみられませんが、ソウル市がフェムテックに特化したアクセラレータープログラムを立ち上げました。
さらに、ソウル市は、女性起業家が立ち上げた、もしくは女性と対象する事業を行う100社のスタートアップ企業を受け入れるコワーキングスペースに対し、資金調達を行っています。
シンガポールやイスラエル、ヨーロッパの小国で、スタートアップ支援が盛んです。
そのため、人口5,000万人の韓国全体よりも、まずは地方自治体レベル(ソウル市で約1,000万人)で、フェムテックのスタートアップ支援に取り組んでいく。その後、徐々に国単位に広めていくのは、ひとつの得策なのかもしれません。
ただし、日本では国単位→地方自治体レベルの取り組みが、フェムテックについては多いと感じます。トップダウンかボトムアップか、国の考え方やジェンダーギャップに対する危機感が異なるからだと推測しています。女性の健康サポート系は、もっと便利になると嬉しいですね。基本的に何かの不調とともに生きている人が多いので。
そこそこ細分化されていて細やかなソリューションが必要そうなので、スタートアップがやるのがいいかは分かりませんが。