イチローも警鐘を鳴らした「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」
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んー、心に刺さりますね。
自分も教えてもらった通り、下の子には返していきたいんだけど、会社の文化とか時代が変わってやりにくくなった。
やりにくくなったのか、叱ってでも教える踏ん切りがついてないのか、、最近考えることが多いです。
学ぶことがないから、叱られないから会社を辞めるっていう若手も多いし。。
注目のコメント
>メンバーをさながら軍隊のごとく厳しくしごきあげる過酷な方法で構成されていた旧来的な指導法は、時代遅れの陋習として否定的に語られる向きが強まっている。
>イチロー氏はこれに諸手を上げて賛同していない。あくまで「子どもたちにとっては酷なこと」と評しているのである。
筆者もイチロー氏と同意見で、このような時代の流れは多くの若者にとって「酷なこと」だと考えている。
なぜならこれは一見すればやさしさをまとってはいるが、しかし同時に、若者たちに「剥き出しの自己責任」を課していることと表裏一体だからだ。
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以下、私見ですが、真実はこの間というか、指導者の思想や覚悟にあると思っています。
指導者が自分のエゴを満たすために手っ取り早く体罰など「恐怖」でもって対応すると、以下の記事にもあるように、傷つき体験(ACE)となり成人期にダメージが現われることも調査で分かってきている。
https://newspicks.com/news/9204598/body/?ref=user_877056
ただ、人間は弱いものなので、確かに厳しくというか、ケツを叩く存在も欠かせないと思います。
個人的には、顧客に伴走しやり切らせるメソッドを持っているライザップ方式が良いと思う。(ライザップはフィットネス機器の揃ったジム事業ではなく、トレーナーが伴走しやり切らせ事業)
・トレーナーと目標をたてる。
本人の動機を5回ほど掘り下げ本当の動機を探り出すことで、真の動機(ラ
イザップでは動因と呼ぶらしい)苦しいときにも頑張れる!
・トレーナーを裏切れない!っと感じてもらえる信頼を築く
苦しく諦めてしまいそうなとき、トレーナーの●●さんは裏切れないという想
いで頑張れる!
ただ、このライザップのトレーナーの「絶対に共に達成する」という覚悟、そしてこの覚悟からくる行動は著書を2冊読んでみて、生半可ではできないとも感じました。
本気で生徒のことを伸ばしてあげたい!って思えるにはトレーナーも人間、色々と工夫も必要です。
指導に関わる人がいらっしゃればライザップのトレーナー育成のメソッドを作られた幕田氏の著書おもしろいですよ!!高校は県内でも強豪とされるサッカー部に所属していました。
特に高校では、選手三年間、卒業後は外部顧問として三年間関わっていました。選手だった高校一年生、二年生の時は上下関係が厳しく、挨拶や荷物持ちなどを下級生が任されていました。それによって、言葉遣いや行動の振る舞いのルールを知ることができました。これらはサッカーを通して身につけられたものです。しかし、外部顧問になって、特にコロナ禍に入ってから、この上下関係等は緩くなり、選手たちは上下関係なくタメ口でコミュニケーションを取るようになっていました。
個人的には若いうちは怒られてなんぼのもので、厳しくされるからこそ社会を知ることができるのではないかと思っているため、この変化はどうなのかと考えてます。フィードバックを受ける準備。配慮はあっても遠慮ない議論ができるチームは強いですね。会社も同じ。
以下抜粋
自分に厳しくできない人や、厳しいフィードバックに耐えられない人は、表面的には学校でも部活でも会社でもどこでもそれなりに「やさしく」遇されやすくなって快適な日々を送ることができるが、しかしタフな人びとに経験値や成長度で大きな差をつけられてしまうし、だれにもそれを埋め合わせてもらえない。