日本の化粧品株に中国からダブルパンチ、景気減速と処理水への反発
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資生堂の直近四半期売上は2282億円時価総額1.74兆円、コーセーは同761億円と6332億円、ポーラオルビスは同409億円と3486億円、なので、資生堂はグローバルで売り上げてるから売上も大きく中国の影響が大きいのもそりゃそうだ、で、14％下落しても時価総額は他二社より圧倒的に大きいわけで。
中国の化粧品メーカーは力を付けているそうなので、一度日本メーカーを離れた中国消費者が、中国製でも大丈夫って気付いて日本製に戻ってこなかったら困りますね日本時間17日午前にサンフランシスコで予定されている岸田首相と習近平国家主席による日中首脳会談では、福島第一原発の処理水への中国の反発について取り上げられる予定です。
中国は処理水を「核汚染水」と呼んで非難していますが、日本側からは処理水の安全性を説明し、中国側に禁輸撤廃を求める考えです。
中国側は、水産物の全面禁輸のみならず、フェイク情報の拡散、化粧品などの不買運動、日本への観光ツアーのキャンセルを事実上慫慂しており、日本側へのプレッシャーを強めてきています。
専門家によると、特にフェイク情報の拡散による日本製品へのネガティブキャンペーンにおいて、汚染水に関する日本国内での否定的な言説が恣意的に中国国内の議論に利用されてしまっている形跡もあるということですから、日本での正しい理解、情報共有も重要です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014176331000.html
中国の景気減速はいかんともしがたいですが、この処理水に関する中国側の対応については、今日行われる首脳会談において、中国側にしっかりとした対応を求めるよう迫って頂きたいと期待します。経済の相互依存関係があるかぎり、戦争はおこらない、というテーゼは幻想になりつつある、それを示唆するニュースとして慄然として読みました。
これから日本企業は中国に関しては、インバウンドもアウトバウンドもあてにできない、ということですね。
