【後編】カレーのカリスマが上場企業を飲み込んだ
NewsPicks編集部
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注目のコメント
暇があればディレクターとああでもないこうでもないと推理して、それを取材でぶつけるということを繰り返したのですが、一つ一つの取材にたどり着くまでにとても時間を要し、結局、3か月ほどかかってしまいました。カレーの取材が、いつの間にか敵対的買収などの取材になり、株式市場の弱肉強食と、その規制について改めて考えたり、混乱したりしています。
うーん、前回の「インサイダー疑惑」というのもいまいちよくわかりませんでしたし、今回の「宮森さんの乱脈経営」というのも全く分かりません。問屋に取引先を聞くとか(アナリストはよくアップルの部品メーカーへの発注量を聞いて業績を推定しています)競合のやり方をパクるのも普通ですし。野心的な企画であることは評価したいですが「ウルフパック」の方に目を取られすぎていて、足元の取材がいまいちの印象を持ちました。
日本製麻:設立1947年、時価総額24億円、従業員数275名のスタンダード市場上場企業。
12億円で上場企業が過半支配できるのだから、大量保有報告規制、インサイダー規制の弱さと相まって狙われやすいのでしょう。
ただ、何をもって「乗っ取り」というのかの定義もはっきりさせたいですね。