世界第3位に躍り出るドイツ経済、実は日本と同じ凋落への道を歩んでいるのかも
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注目のコメント
ネットで見たFDIがこの規模で純流出を続ければ、遅かれ早かれ日本が辿った道を歩むことになります。私はそこまで堕ちるとは思っていませんが(共通通貨や関税同盟、東欧からの労働力etcがあるため)、警鐘を鳴らす時期には来ていると感じます。何かと話題になるドイツと日本の比較ですが、もしご参考になれば幸いです。
ドイツ経済の構造問題に斬り込んだ唐鎌さんの分析は、非常に説得力が高く、興味深いです。
日本政府の成長戦略は、つい最近までドイツをモデルとしてきました。例えば解雇規制の緩和を通じた雇用の流動化など、日本における新自由主義的な経済思想に基づく政策提言の多くは、唐鎌さんがここにお書きのシュレーダー政権の断行したものからヒントを得たと聞きました。
本家本元が苦境にあるなか、日本がマネしてきたドイツ経済や政策の良い部分をどう評価すれば良いのか、唐鎌さんや有識者の皆さんのご意見をぜひ伺いたいです。最近GDP(1人当たりでも国全体でも)や「先進国」という定義にどれだけ意味があるのか、疑問に思うこともあります。国全体が破綻してしまったような貧困や混乱の中にあるなら別として、いくら平均や合計のGDPが高くても自分の使えるお金がなかったり、たとえ先進国に住んでいようと家賃が高すぎてホームレス生活を強いられるなら、あまり意味がありませんね。