どうすれば1ドル150円の円安に終わりが来るのか

コメント

注目のコメント

• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2023年11月14日

  持続的な円安の終わりは、米国で利下げが展望できる、日本で利上げが展望できるときになると思います。それは早ければ来年春でしょうね。その前でも日銀が円買い介入に踏み切れば、短期的な円高はあると思います。IMFが算出する円/ドルの購買力平価、公平な水準は約90円です。今の円相場は67％も割安ということになります。過去に最も乖離したのは1995年の70円台の円高で、約51%の乖離でした。今の円安は、異常な円安と言えます。目の前に現実があると、それを当然のように思ってしまします。しかし、実際にはいくつもの条件が重なった異常であるという理解で良いと思います。
• 馬渕 磨理子

  日本金融経済研究所・代表理事 経済アナリスト

  ・2023年11月14日

  投機的に円安が加速する可能性がありますが、米国の「利下げ」時期が近づいているいま「ドル高はお腹いっぱい」の水準まで来ていると思います。また、円安がどんどん加速するには、円のマネタリーベースが拡大しない限り現実的ではないと思います。根底に貿易収支の問題もありますが、どちらかというと目先の動きは「マネタリーベース」と「金利差」で説明できると思います。
• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2023年11月14日

  とりあえず金利、需給、円高に向かうためのリスクシナリオなど、現在地整理をやらせて頂きました。ご参考になれば幸いです。