労働人口が“2000万人消滅する”時代に向けて、「プロアクティブ人材」が必要な理由
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政策提言・インキュベーション・コンサルティングの手法で、日本の社会課題の解決に立ち向かう日本総合研究所の連載企画「ソーシャルイシューの現在地」。
第3弾となる今回は、「人材」に焦点を当てます。
超少子高齢化による人口減少により、深刻な人材不足に直面している日本。
2050年には生産年齢人口が“2000万人消失する”と予測されるなか、どうすればこの課題を解決できるのか。
その打ち手の一つとして期待されている「人的資本経営」実現に向けたラストピース、「プロアクティブ人材」について、経営学者の服部泰宏教授と、日本総合研究所の下野雄介氏に語っていただきました。プロアクティブ人材・・・それ自体はいいと思うのだが『現在の日本が多くの社会問題に直面している』みたいな話は5年前も5年後もだろうしアメリカも中国もだと思ってしまう。
あと所得格差より資産格差の方が深刻だと思うし、25年後の未来を考えた時は労働生産人口の減少よりAIやロボット技術の進歩で『必要になる人材のスキルレベルが上がる』ってことの方が問題な気がする。
優秀な人材のアップデートはドンドンとされていくでしょうし、その方向性自体は何も反対はしない。優秀でない普通の人がどう普通の所得を維持し普通の生活を維持していけるのかの方が僕は興味がある。
あと社会問題の1つに所得格差をあげているが、日本で主流なメンバーシップ型より欧米で主流とされるジョブ型の方が所得格差は広がるように思うのだが・・・。もっとも良い悪いは別の話だし、どっちの型であろうがビジネスモデルが優秀であるかとか経営者が優秀かどうかで強さは変わってきたりもする。
また『社会問題に取り組む』的な立ち位置の記事だが、政治のように全体がどっちに行けば良いかってポジションではなく、企業として『優秀な人材が増え強い企業が増えれば(たぶん)日本も強くなるよね』って積み上げ型のスタンスのように思えて、ゴールがやや霞んでみえます。プロアクティブ人材を測定するために、4つの行動の強弱に注目しています。
1つ目は「革新行動」。自身の職務を前向きに変える行動をとること。
2つ目は「キャリア開発行動」。自分のキャリアを自ら描き、またそれを切り開いていく方法をバックキャストで構想し、身に着ける行動をとること。
3つ目は「組織化行動」で、やりたいことの実現に向けて組織を巻き込んでいること。
4つ目は「外部ネットワーク行動」。自社組織内だけではなく、社外のいろいろな人とのネットワークを築いたうえで、フィードバックを受ける行動をとることです。