インドの便利屋さん派遣アプリ「Urban Company」の良さと隠れた価値とは?
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こちらのニュースを書かせていただきました。
インドの便利屋さん派遣アプリの「Urban Company」について。私が利用した実体験も交えつつ、サービスの内容と良い体験(UX)の解説、社会的意義を書いています!
本記事から何か学びがあれば幸いです。
以下、ざっくりサマリです。
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・「Urban Company」は、清掃・修理・美容・マッサージなどの技術を持つ技術者をアプリ等を通じてカンタンに自宅に呼ぶことができる、コンシューマー向けサービス
・ユーザにとってのメリット:「標準化された品質を、検討・比較の手間なく簡単に使うことができる」という点。
・技術者にとってのメリット:自分の都合に合わせて柔軟に働くことができることに加え、得られる給与も高い傾向。またUrban Company側が技術者が働く中で蓄積されたデータを活用して融資サービスを提供しているため、給与とは別に長期的な生活の安定のための資金を手間なく借り入れることが可能。
・違う観点でサービスを捉えると、Urban Companyは「様々なサービスの提供者として働いてもらう」ことが入り口ではあるものの、最終的には社会的弱者に向けた「金融包摂(経済活動に必要な金融サービスをすべての人々が利用できるようにする取り組み)」の役割も持つ意義あるサービスとも言えるのでは?めちゃくちゃ良いサービスですね!
背景には社会的に弱い立場にある方たちが正当な報酬を継続的に得るための仕組みを作りたいというアツい思いがあるのも素敵です.
努力に対して正当な報酬を得られる環境が,サービスの質をよりあげようというモチベーションにつながり,回り回って「標準化された品質を、検討・比較の手間なく簡単に使いたい」ニーズをより満たせるようになる最高の循環が回っていきそうです!指名できないマッチングアプリというコンセプトの技術者派遣。テクノロジーが評価や選択というプロセスをなくすというアプローチをとることで、マーケティングや宣伝によるアピールが苦手な技術者がフリーランスで働く自由を得るという発想の転換が新鮮でした。他人からの評価によるランク付けに過度に過敏になるSNSとは真逆です。消費者側にも「選ぶというストレスからの開放」という利点があるんですね。じゃあ何故、僕たちは「いいね」でお互いにランクをつけてしまうのだろうとも考えてしまいました。